宮城県支部の活動

ユニセフのつどい〜ケニアから命の響き トーク&ライブ

2017年6月3日

ユニセフのつどい〜ケニアから命の響き

ユニセフのつどい〜ケニアから命の響き



ユニセフ(国際連合児童基金)は 世界中の子どもたちの命と健やかな成長を守るために活動しています。ユニセフ活動をお知らせし、世界の現状に目を向ける機会として、広く県民を対象に「ユニセフのつどい」を開催しています。世界中の子どもたちが等しく教育を受け、夢が実現でき、平和に暮らせるように、一人ひとりが考え行動することをめざしています。

今年の「ユニセフのつどい」は、6月3日(土)午後に仙台市戦災復興記念館2F記念ホールを会場に開催し、125人が参加しました。ケニアからゲストを招いてのアフリカ・トーク&ライブ、「ケニアから命の響き〜マゴソスクール・希望を生み出すみんなの学校〜」と題して、ケニア在住29年の早川千晶さん、マゴソスクールのダン・オチエン校長、ミュージシャンの大西匡哉さんによるアフリカ音楽とお話しの2時間でした。

軽快な「ジャンボの歌」(スワヒリ語で「こんにちは」の意味)から始まり、早川さんがなぜケニアに住むようになったか、ケニアのスラム街のこと、そこで暮らす子どもたちのこと、支える人たちのことをたくさんの画像を使いながら話しました。

18歳で世界放浪の旅に出て、世界各国を訪れ、アフリカに魅了されケニアのナイロビに暮らすことになった早川さん。100万人以上が住むキベラスラムがナイロビにあります。人口の約半分が子どもです。いくら貧しくても、生きることを諦めない人々。前を向いて働いて、笑顔で歌を歌う、みんなで助け合い、今日よりも明日に希望を持っている人々がそこにいます。そして、孤児や搾取されている子どもたちが大勢いるのも事実です。そのような子どもたちを救済するために、キベラスラムで生まれ育ったリリアンさんが立ち上げた寺子屋マゴソスクールの活動の様子も知ることができました。貧しさのどん底を生き抜くためには教育が大切だということが伝えられました。

ダン校長先生は、今回初めてケニアから出たそうで、もちろん初めての日本。子どものころの話から現在に至るまでのお話しを、早川さんが通訳しました。生きる希望をなくした子どもたちに、生きる希望を与えることが自分の使命だと思う、そして人生を変えていく手助けをしたいと話されました。お話しのあとは、3人による「マンボ・サワサワ」「すべての命は宝物」の歌と踊り。会場の人もステージに上がり、いっしょに踊りました。
   
ロビーではケニアの手作り品やカンガで作られたバッグ類などの紹介と販売。マゴソスクールの子どもたちが描いた絵の展示、ユニセフ写真パネル「子どもたちの笑顔」の展示を行いました。

参加者の皆さんからの感想は26通寄せられました。一部紹介します。
・早川さんのパワフルな生き方に感動しました。18歳ころに真剣に悩むって本当に大切だと思わされました。
・世の中にはいろいろな問題があるけれど、自分たちの行動しだいで悪い環境は少しでも変わるかもしれないと思いました。積極的に行動できるようになりたいと思いました。
・音楽は世界共通ですね。とても楽しい時間でした。ケニアの現状を伝えてもらっただけでなく、自分の生き方を問われ、考える日となりました。
・「人生を子どもたちのためにかける」という言葉が印象的でした。
・心が傷ついた子どもたちの自己肯定感を高めることができる言葉に、心をいやし、明日そして未来への希望を見出し、一人ひとりの子どもたちがそれぞれの使命を見い出せますよう祈っています。
・貧しくても助け合って生きる、日本では忘れられてしまったことのように思いました。自分のことが一番大事!の世の中、たくさんの人に話を聞いてもらえたら、いじめもなくなるのでは?
・学校に行くこと、毎日食べられることが当たり前だと思ってしまうので、改めて世界中で困っている人々について考えていこうと思いました。


主催  宮城県ユニセフ協会        
共催  宮城県生活協同組合連合会、みやぎ生活協同組合
後援  宮城県、仙台市、宮城県教育委員会、仙台市教育委員会、
    河北新報社、NHK仙台放送局、エフエム仙台、仙台放送、東北放送、
    東日本放送、宮城テレビ放送