宮城県支部の活動

映画「イラク チグリスに浮かぶ平和」

2016年12月17日

映画「イラク チグリスに浮かぶ平和」

映画「イラク チグリスに浮かぶ平和」

世界の各地で起こっているさまざまな出来事に関心を持ち、世界の子どもたちを支援するユニセフへご協力いただけるようなイベントの一つとして、毎年映画上映を実施しています。

今年は、せんだいメディアテーク スタジオシアター(7F)を会場に、12月17日(土)午前・午後の2回上映し、延べ180人が鑑賞しました。
大量破壊兵器保有を口実に、2003年3月から始まったイラク戦争。10万人以上のイラク人が命を奪われました。2011年に米軍はイラクから撤退したが、いまなお混乱は続いています。開戦前夜、空爆、米軍による制圧と占領、宗派抗争、爆弾テロなどを取材し続けてきたジャーナリスト綿井健陽氏が、彼らの人生の「その後」を追い、戦乱の10年を描き出しています。日本も支持した戦争は何をもたらしたのか?を問う作品。(2014年製作、綿井健陽監督、108分)
会場の皆さまから「ユニセフ募金」に56,217円のご協力がありました。


<参加者の感想>
・戦争により一般市民、子どもたちが大勢亡くなっていて、とても悲しい気持ちになりました。戦争が終わっても治安が良くならず、家族を奪われた人々の姿にやるせなくなりましたが、それでも前向きに生きている人々に逆に勇気づけられる気がしました。
・正義にはどんな力があるのか、アメリカ軍のイラクへの攻撃は誰にとっての正義だったのか、考えることができた映画でした。正義と称される行動の裏で苦しんでいるたくさんの人々の様子はニュースでは見たことがないけれど、ニュースで見たことだけが真実ではないと実感しました。恵まれている今の私の環境で、私ができることはもっと世の中のことを知ること、世界のことを知ることだと思います。今、苦しんでいる人たちにもいつか平和が訪れるように、私にもできることから始めたいです。
・涙がこぼれて仕方がなかった。25年前、バグダットに行ったことがあります。平和な街でした。チグリス川にも行きました。とても心が痛みました。平和のために祈ります。
・重い内容でした。正義とはなんなのか?誰が決めるものなのか?一部の人間の幸福を作るものが正義で、それがたくさんの人々の不幸の下にあるのだとしたら、それは正義ではない。「知らなかったから。隠されていたから自分には関係がない。」ではなく、知ってしまった以上、今からできること、しなければいけないことを見つけ、行動したいと思いました。
・綿井健陽さんが長いことイラクの人々、特にアリさん家族を紹介し続けたことに敬意を表します。温かい家庭を壊されていく現実と、それでも強く生きる人々に感動しました。
・アメリカ大統領の交代、ロシアのプーチン大統領の来日、シリア・アサド政権のアレッポ制圧・・・無関心ではいられません。日本の自衛隊の駆けつけ警護、カジノのこと・・・ 不安が募りますが、不安がってばかりではいけませんね。