宮城県支部の活動

ユニセフのつどい 2016 in みやぎ〜マリールイズさん講演会

2016年5月28日




宮城県ユニセフ協会では、県内のみなさまにユニセフ活動をお知らせするとともに、世界の各地で起こっているさまざまな出来事に関心を持ち、子どもたちを支援するユニセフへご協力いただけるようなイベントを開催してきました。東日本大震災後は被災地に焦点をあてた内容で開催しましたが、2014年度から世界へ目を向けた内容としています。世界のどこで生まれても命の大切さ、命の重さに違いはありません。世界中の人びとが平和に暮らせるように、一人ひとりが考え、行動することをめざしています。


今年は、5月28日(土)13:30〜15:30の2時間、仙台市福祉プラザ ふれあいホール(2F)を会場に開催し、約160名の方々が参加されました。県外からおいでになった方々もいらっしゃいました。

宮城県生活協同組合連合会の鈴木由美常務理事が開会の挨拶を行い、今年のユニセフのつどいが開始されました。
「2015年度募金活動報告集」を皆さんにお配りして、1年間の活動を見ていただきました。また、2015年は宮城県ユニセフ協会設立20周年にあたり、11月の記念式典で作成した「20年のあゆみ〜みんなの力を笑顔にかえて〜」のVTRをごらんいただきました。

講師に、NPO法人ルワンダの教育を考える会理事長の永遠瑠(トワリ)・マリールイズさんをお招きし、約90分間映像を使いながらお話しいただきました。わかりやすい内容を、とてもきれいな日本語でお話しになりました。
ルワンダの歴史、ご自身の生い立ち、日本で活動していることについてお話しされました。
マリールイズさんはルワンダの首都キガリで専門学校の教師をしていた時に、日本の青年海外協力隊と出会い、研修生として来日し福島県でホームステイ、1994年2月にルワンダに帰国。その2ヶ月後に大統領が暗殺されたのがきっかけで内戦が勃発。2ヶ月間の逃亡を経てたどり着いた難民キャンプで偶然出会った日本の団体AMDAの医師の通訳に採用。翌年、協力者の尽力で子供3人を連れ再来日。ひらがなが書けたことや出会いの力が生き抜くうえで大きかったそうです。ルワンダでは多くの子どもが教育を受ける機会から遠のいていることから、「学校をつくる」活動に尽力されています。「学校給食」により「食」の提供、「健康診断」により病気の予防や発見に寄与している様子もうかがえました。東日本大震災後は福島県の避難所や仮設住宅に定期的に訪れて、皆さんとコーヒーを楽しんでおられます。


ロビーでは、ルワンダ・コーヒーと紅茶の販売を行い、完売いたしました。また、「ルワンダの子どもたち」と「シリア危機」の写真パネルの展示も行いました。

主催:宮城県ユニセフ協会、宮城県生活協同組合連合会、みやぎ生協
後援:宮城県、仙台市、宮城県教育委員会、仙台市教育委員会、河北新報社、NHK仙台放送局、エフエム仙台、仙台放送、東北放送、東日本放送、宮城テレビ放送


参加者からの感想は90通寄せられました。一部ご紹介します。
・平和は空から降ってこない、と言われたことが心に残りました。
・昨日はずっとテレビの「オバマ大統領、広島訪問」のニュースを見ていましたが、たくさんの共通点を見つけることができました。「あたりまえ」を忘れないで生きていこうと思います。
・マリールイズさんのやさしい声で、上手な日本語に感心しながら、壮絶な人生を聞きながら、今日この場所に来て、出会いの大切さ、知らないことを知る大切さ、それがアクションを起こすきっかけになるんだと思いました。
・安心して眠れること、家族で食卓を囲めること、学校へ通えることなど普通に生活できることがどんなに幸せか。戦争が普通の幸せ、子どもたちの夢や希望を奪ってしまうものだということを改めて考えさせられました。
・「子どもたちが未来をつくる」ということ、改めて教育の大切さ、文字が読めることのすばらしさを感じました。参加できてよかったです。
・平和は人々の努力なしには得られない。みんなで創り出すもの。戦争は無知と貧困(格差)が生み出す。教育は重要な抑止力となる。地球市民という感覚で生きることが問題解決の契機となる。教育が希望を生み出す!
・「また、明日ね」と笑いあった人たちと次の日には会えなくなる、それが戦争だ、ということが強く印象に残りました。
・紛争後の憲法改正によって多くの女性議員が誕生し、死刑制度をなくすことができたと聞いて、これからのルワンダは女性のやさしさによって作られていくのだと感じました。ぜひ、ルワンダに行ってみたいです。
・いつか、必ずルワンダに行きます。
・Thank you for your great presentation!!