宮城県支部の活動

「世界がもし100人の村だったら」ワークショップ

2015年8月22日

「100人村」へようこそ

「100人村」へようこそ

赤ちゃんはじめ100人が参加

赤ちゃんはじめ100人が参加

大陸づくりは高校生が準備しました

大陸づくりは高校生が準備しました

あなたは他の国に住む人のことを考えたことがありますか?
この地球上には72億人が暮らしています。世界の縮図「世界がもし100人の村だったら」を参加者100人で体験しました。

8月22日(土)、みやぎ生協文化会館ウィズを会場に開催しました。
「入村証」(裏面に国名が書いてあります)に名前を書いて、「100人の村」に入ります。村には世界を感じられるような写真がたくさん掲げてあります。まさに「みんな地球に生きている」が実感できます。「100人の村」ガイドの桜井高志さんが登場。「入村試験問題」をみんなクリアし、正式な村人になりました。72億人を100人にすると、それぞれ何人になるか知ることができました。北米:5人、中南米:9人、ヨーロッパ:10人、ロシア:2人、アフリカ:13人、アジア:61人(中国:20人、インド:18人、日本:2人、その他:21人)、オーストラリア:0人、など。「文字の読める人」「きれいな水が飲める人」「5歳までに亡くなる子どもの人数」「豊かな国と貧しい国」を体験しました。「計算問題」挑戦では、テーブルと計算機が与えられた先進国と、地ベタで筆算するしかない途上国では不平等さを実感。「そっちはズルい」「計算機なんて100円で買えるのになんでこっちにはないの?」「計算機がないなんて知らなかった」「なんで貸してくれと言わないの?」など。小学生から経験豊富な大人までさまざまな人が参加しているので、意見がヒートアップしました。正に本音のぶつかり合いです。どうしたら世界の格差がなくなるのか、他人や他国を気遣うことや世界中で話し合うことの必要性を学びました。真剣にみんなが考えました。最近こんなに考えたことがあったでしょうか。今日だけ・この村だけの考えに留めることなく、これからも考え、行動に移せるようにしたいものです。

サポーターとして、高校生と大学生が活躍してくれました。
参加してくれた小中学生の活発な意見に、未来を感じる1日でした。


ファシリテーター: 桜井高志さん(桜井・法貴グローバル研究所代表 開発教育、グローバル教育、多文化教育の専門家、大分県からお招きしました)

主催:みやぎ生協、宮城県ユニセフ協会

参加者からの感想は85通ありました。一部紹介します。
・日本の私たちは5歳までに死んでしまうということはなく、いつも安全な水を飲むことができますが、他の国では私たちの当たり前のことができないところもあるので、水や食べもの、日々の生活に感謝して暮らしたいと思いました。
・発展途上国と呼ばれる国は緑が豊かな国だったのに、戦争や自然災害で苦しみ、子どもが被害を受けている。先進国は見て見ぬふりをしないこと。先進国に生まれた私たちは、途上国を助けるために生まれてきたのではと思う。
・世界の不平等さを強く感じました。
・私たち日本人は豊かで、不自由のない生活をしていますが、世界には最低限の生活もままならない人が多くいることに参加した人たちは気づきました。子どもたちの発想や行動力はこれからの社会を担う人材として期待できます。自分にできることを精一杯やりたいと思います。
・「地球」というものを改めて考える機会になりました。外国の人はいませんでしたが、老若男女が集まり、地球に生きる人々でした。ファミリーで参加している人も多く、これからを考える機会になったことと思います。
・私は「日本」人の役でした。全ての活動においてなんだか優越感があったのが不思議でした。日本人は本当に恵まれていて、世界の中で最も多くを得ることができる国なんだなぁと実感しました。じゃぁ、日本の私たちは・・・・
・大人も子どもも(大学生、高校生、中学生、小学生)同じ勉強ができてよかった。それぞれがそれぞれの立場で考える機会を得たことは良かった。
・私は文字も読めない、きれいな水も飲めない国の人になりました。実際にその国で生活するのは不可能だと思いました。病気になって亡くなるかも。生きるために盗みもするかも。家族を守るためにあらゆる手段を使うだろう。想像し、考える時間を得ることができました。世界の中の一人として、考え、日々を生きていきたいと思いました。
・不平等を体感し、様々な問題を思い、アイディアや提案があることも知りました。自分の日常が当たり前と思いがちですが、視野を広げ、アンテナを高く、知ること、考えること、行動することが大切だと思いました。今日感じたことを忘れないことが大切かな。
・「考えることをやめない」とてもよいことを知りました。実践します。世界にも目を向けていきます。